「ドレミの音階を階段で表すこと」について考えてみた

「ドレミの音階を階段で表す」


ピアノのレッスンで、
子どもに教える時はおなじみのやり方なんですが。

これって音の本質からみて
理にかなってる?

それとももしや悪影響??
(目に見えない音の高さを、
無理やり階段という形で視覚化しちゃってるのは
どうなん??という疑問)
 
 
と一瞬はて?と考えてしまった時期がありました。
 
 
現時点のわたしの結論は
理にかなってるです。
(後に変わる可能性もあるけれど)
 
 
音は周波数なので、
数値が高くなれば音も高くなります。
反対に、数値が低くなれば音も低くなる。

数値は、私たちの意識の高さや低さの値です。 
 

ピッチが高いとか、低いとかっていうのは、
 
その音が持つ周波数の値に対して
私たちの意識が
高いor低いという結果なんですよね。
 
 
よく、レッスンでお伝えする例として、

イェーイ!
と盛り上がっているグループと仲良くするには、
同じテンションでいなくちゃ絶対に浮くし、
 
逆に落ち込んでる人に寄り添うには、
その人と同じ気持ち(テンション)でいることが大事。

(同じ気持ちに共感するのであって、
一緒に落ち込んでずどーん↓みたいなのは
避けたいですが)

これも、
私たちが無意識にできちゃってる
周波数の操作なわけですが、
 
全くおなじことを
音に対してもやると、
音が、

おっ!
キミ、ぼくの気持ちわかってるじゃん!
 
とものすごーーーく喜んで、
その音楽が求めているものが
容易く表現できてしまうんです。
 
 
一見スピリチュアルに聞こえるかもしれないけれど、
スピリチュアルとかじゃなくて、
そういうもんと私は認識してます。
だってそうだから。
 
 
だから、ドレミを階段で表すのはアリ。
 
実際、階段を登ったり、
高い山に登ったりすると、
高ければ高いほど開放感や高揚感に包まれますもんね。 
 
逆に、低いと血に足がついてる感じがして
ほっとするような安定感が得られます。 
 
これもまた、音楽も一緒。
 
 
ついでに余談ですが、
ドはドでも、

キラキラなドもあれば
悲壮感漂うド
安らぎを感じるド
怒りをぶつけたド など

キリがないほど
色んな周波数のドがあるわけで。
 
 
今奏でたいドが
どんな意味を持ってるドなのか
感じて、調和して弾く
 
ということがとても大事だったりします。
 
 
だから、何にも考えてない
何にも感じてない
ただ弾いてるだけ〜 の演奏は
聴けばすぐ分かる、笑。
  

楽器の伴奏をしている時も、
相手の周波数を聴いて(感じとって)
合わせるようにしています。
  

「陽子ちゃんと併せると歌いやすい!
気持ちいい!」とよく言われるけれど、
 
そりゃそうだよね。併せてるもん、笑。
そしてわたしもすごく心地よい。
 
一緒に楽しくお喋りすることと
心地よい演奏を共にすること。

なんの変わりはありません。

 
ブログに、
「異名同音は同音ではない」
という記事をあげていますが、
音の周波数について詳しく書いているので
興味のある方は読んでみてくださいね。

▶︎「異名同音は同音ではない

こんな話をレッスン中に
ぶわ〜っとやや興奮気味に
ハイテンションで喋ってしまうわたしは、
多分オタクです😂 
 

面白そう!と思ってくださる方は
仲良くしてください、笑。
 

 
幼児さんのレッスンをしていて、
ふと思ったこと でした。

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2022.1.23

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