ピアノは毎日練習しなければならないという思い込み、そろそろ手放しませんか?

○○しないといけない
という思い込み、よくよく考えると本当にしないといけないの?と、その必要性自体に疑問を抱くことがあります。

ピアノに関して言えば、

例えば早く上達したければ
発表会で思い通りの演奏を披露したければ
コンクールで良い成績を収めたければ
音楽の道に進みたければ

沢山練習しないと目標の達成は難しい

のはそうなのですが。(「当たり前」と言い切っていないところもポイントです。)

こうなりたい自分はピアノとこのように関わっていきたい

という理想というか、目標というか、夢というか、とにかく向かう先によって、どのくらいのペースで、どのくらいの頻度で、どのようにピアノに向かうのか(向かいたいのか)が異なるように思います。

そして、それは自分で決めること。

ピアノは毎日こつこつと練習しなければならない。

このように思っていると、どんどん心と身体が重くなり、やる気がダウンしませんか?(ビシバシ自分を叩いて意欲がアップする、Mっ気さんは別ですが…→過去の私です)

ただし忘却曲線というのがありまして。

人は、

20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる

といいます。

効率よく、着々と上達したければ、毎日5分でもいいから練習した方がいい。

だけれど、練習「しなければならない」規則は何もないんです。

要は、あなたが練習すると決めるかどうか

なんです。

「毎日」というのも、絶対 としてしまうとしんどいなら、

できれば毎日

とか、あなたが「これなら楽しくピアノに向かえる」と感じる頻度にしてあげればいい。

先生や親が、あなたに対して

「練習しなさい!」

と命令するのは、全く意味のないことだと思います。むしろ逆効果。

(そう、「命令」ですよ。人は誰も命令によって心身すべてを思い通りにコントロールすることはできません。肉体的には従ったとしても、心は服従しないものです。)

ピアノに向かった分だけ上手くなる

だから、
上手くなりたきゃ練習しよう

私の本心はいつもこれですね、笑。
そして私も、今は気が向いた時にしか練習しません。
インスピレーションは鮮度と感度が命なので。

どうも、これには脳波も大きく関係しているようです。
この話はまた別の機会に…。

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2021.1.9

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