ペダルは”ピアノの魂”
アントン・ルービンシュタイン
基本的な踏み方さえ学んでしまえば、あとは、どれだけ美的センスと敏感で繊細な聴く耳と、柔軟な身体と精神を磨くかなのだと、やっと理解できました。
ペダルって本当に自由なのです。
私は、よくお化粧のパレットを例にして話をするのですが、メイク上手で発想が豊かな人は、色の組み合わせや質感、メイク道具まで、ルールや思い込みに囚われず、自由自在に使いこなしていますよね。まさにペダルもそんな感じです。本当にクリエイティブで自由自在。
ピアノって、弦を下からハンマーで打ち鳴らす原理なので、その構造上は打楽器ですが、振動するのは弦とピアノというボディー全体なので、
私の勝手な妄想ですが、打鍵の瞬間は打楽器的な意識で音を出し、弦が振動している音のイメージは弦楽器、ボディー自体を豊かに鳴らしたいときは金管や木管楽器のイメージでもって弾くようにしています。
ピアノは鳴らした瞬間に音が減衰していくのですが、弦や他の楽器のウァンと楽器自体がしばらく響いている感じは、ペダルを使うことで再現することができます。あとは、残響の演出も可能です。
音って、自分の身体や心を含め、ありとあらゆるものに振動が伝わって共振し、共鳴することで「共に生きている」という一体感が味わえるし、深く共感できるのだと思います。だから”ペダルはピアノの魂”なのかな、と。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200828/17/piano-music2019/22/dd/j/o1080144014811008035.jpg)
自学するのに、とてもお世話になっているテキストです。レッスンでも使用できそう。
体験レッスンのお申込みやお問い合わせはこちらから
![](https://long-pianolife.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG_0101-960x1280.jpg)
公式Lineメッセージ、もしくはお問い合わせページからご連絡ください。
![友だち追加](https://scdn.line-apps.com/n/line_add_friends/btn/ja.png)
ゼヒトモ内でのプロフィール: 西山陽子 / Long Pianolife Academy, ゼヒトモのピアノレッスンサービス, 仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス
2021.1.9