ピアノ演奏にも「姿勢」と「イメージする力」が大切です

姿勢は音に現れる。

赤ちゃんとママのコーチングアドバイザー、岡村愛美先生との収録第2弾!
「未来につながる!先読み子育てチャンネル」番外編

今回は動画で、子育てとピアノの指導の観点から、「姿勢」と「イメージする力」の重要性について語りました。

姿勢は基本中の基本です。
姿勢が整うと音もまっすぐに綺麗に伸びます。
反対に、姿勢がぐらついていると、音もぐらつきます。

さらに、姿勢が整わないと、本当にピアノって弾きにくくなるんですよね///
弾きにくくなるだけでなく、音もつぶれてしまい、立体感がなくなってしまいます。

動画の中でも話をしていますが、音を聴けば、演奏者の身体の軸のぶれや、重心の位地、足やお尻、腰の安定感や身体の使い方のまずさ、身体の硬さなど、ある程度のことは実際に弾いているところを観なくても音だけで判断できます。

難しいパッセージ(箇所)を何度練習しても弾けないっ‼どうして⁉
という時は、変な態勢で弾いていて、身体のどこかに無駄に力が入っていたり、身体の重心が身体の中心から大きくずれていることが原因だったりします。

なので、身体の軸を意識してすべてのエネルギーを身体の中心に戻すイメージで弾くと、うまくいくことも多いです。

小さいお子さんや、小学校低学年のお子さんによく見られる例として、椅子に座ったときに、足の裏を床にぺたんと長時間つけていられなかったり、ふたつのお尻を椅子にしっかりとつけて背筋をのばしてじっとするのが苦手だったりします。

ピアノを弾く前に注意して、一瞬姿勢がよくなったものの、鍵盤に指を置いて音を鳴らし始めた途端、姿勢の意識はどこへやら、たちまち猫背&ぐらぐら身体を揺らし始めてしまいます。

昔、私が小学生だったころは、よく担任の先生に授業中は先生の目を見て、足裏を床につけて背筋をピンと伸ばして話を聞きなさいと、徹底的に仕込まれたものでした。(30代後半以上のお母さん方は同じ経験をされているのではと思います。)

ところが、10年前、小学校の現場に教師として入ってみたら…。

多くの子どもたちの背中はぐにゃんぐにゃん。授業中もぞもぞと背中とお尻が動き回り、机にだらしなくつっぷし、おかげで姿勢よく座っている子がまあよく目立つ!私の過去の常識は一気に覆されたのでした、笑。

そもそも、「まっすぐ」がどんな状態なのか認識できていないのかも。

そんな「タコ人間」状態の生徒さんをじっと観察していて、もしかすると、自分の背骨の場所が体感としてわかっていないのかもしれないなと感じまして。

首の付け根からお尻まで、背骨に沿ってグーでぐりぐりと「○○ちゃんの背骨はここだよ~」と言いつつさすりながら一気に下ろしてみました。

すると、たちまち姿勢が改善。

さらに、「かかとを床にくっつけて離さないでね」というと、わかりやすいようです。「足の裏」だと、範囲が広すぎてこれまた認識しずらいので、「かかと」とピンポイントで伝えるのが◎。

「かかと」「お尻」「背骨」この3セットは鉄則ですね。しかも小さい子どもでも理解しやすいようです。

ことばで伝えても、それがどういう状態なのか、子どもたちがピンときていなければ、何度も注意したところで改善はしません。「姿勢よく」するのが自分の身体のどこを意識してどのような状態にすれば「姿勢が良い」といえるのか、さらに「姿勢よく」すると何がどう変わるのか、「あっ!さっきと全然違う!変わった!」という感動体験が伴わなければ、その瞬間はできても、継続することはなかなか難しいですよね。

子どもは大人より変化によく気が付くんです。だから、一緒に取り組んで、その変化の体験を楽しんでください。

ある生徒さんとお母さんとの、おうちでの練習の様子で、こんな面白いエピソードをママから聞きました。

「今週はけんたくん(仮名)と一緒に、姿勢にフォーカスして取り組んでください」とママにお願いして、一週間じっくりと

「かかと」「おしり」

の2つだけに絞り、徹底的に姿勢の矯正に取り組んでいただきました。

まずはママがけんたくんの真似をして、猫背になり、ぐらぐらな状態でピアノを弾き、その後、「かかと」と「おしり」をしっかりつけて弾いたところ、けんたくんは、

「あっ!【ママの】ピアノの音が変わった‼」

と叫んだそうです。その後、けんたくんも、ちゃんと「かかと」と「おしり」をしっかりつけてピアノを弾き始めたのは当然のこと。

だって、自分も良い音で弾いてみたくなったから、笑。

これって、多分、先生である私がやってみせたところで、ママがやるほどの効果は出ないと思います。なぜなら、先生は「できて当たり前」だと子どもたちは(ママたちも)思っているから。

“どうせ、先生だからできるんでしょ。”

って思ってます、きっと////

だから、(できないと思われている)ママがやってみせて、
先生みたいな綺麗な音が(ママでも)出せた!えっ?すごいっ‼ →失礼、笑
それならぼくにも出来るかも⁈

という心理状態へ持っていければしめたもの。私が口をすっぱくして何十回と言い聞かせるより効果は髙いですし、感動体験が伴うのでとても良いですよね。

是非お試しあれ♥

背骨が意識できれば、自分自身を意識するようになる。あなたのお子さんも、オーラのある人になれます。

人は、自分の身体の中心、要するに背骨の場所がどこにあるのか認識できていないと、自分という存在も認識できないそうです。だから、そういう子は何かに集中して取り組むとか、何かを注視するとかいったことが難しいのです。

だから、その子の発達の抜けがどこにあるのか見つけて、それに見合った運動をたくさんさせてあげることと、「あなたの背骨(中心)はここだよ~」と何度も繰り返し背骨をさすってあげることで、身体に感覚として染みこませてあげると良いと思います。

自分の中心がわかるということは、自分の周りにあるあらゆる物事を自分に引き寄せることができるということ。

そして、引き寄せた様々な要素を自分の中で嚙み砕いて、味わって、消化できてはじめて、思考や感情として外に向けて言葉や身体を使って発信、表現することができます。

”わたしは今、意味があってここに存在している”

”わたしは、この命を何のために費やすべきか知っている”

という認識が強い人ほど、ただそこにいるだけで存在感を放つようなオーラのある人になると私は考えています。そして、今まさにそういう強い芯の通った存在感ある人物を社会は求めています。

そんなオーラのある人になるための第一歩は、背骨の意識から。

そう考えると、簡単でしょ?(笑)
取り組んだもん勝ちです。騙されたと思ってやってみるべし♬

「イメージする力」があれば、たちまち世界がひろがり、毎日の生活が喜びにあふれて豊かになるんです。

頭の中の思考やイメージって、目に見えないものなので、誰かと共有するのがなかなか難しいですよね。

動画の中でも、愛美先生が「見えないものをイメージする力」の重要性について話してくださっていますが、この「見えないもの」を人は「見えない」からこそ軽視しがちです。(でも、本当は無意識にしっかりと感じ取っています。特に空気を読むことができる日本人は、恐らく世界中の人種の中でもピカイチだと思います。)

お金、ステータス、学歴、家や車、洋服などのモノ

これらは、目に見えるので分かりやすく、その分魅力を感じ、尊敬や憧れの念を集めやすいためついつい求めたくなりますが、それももう過去のものになりましたね。

コロナという、それこそ「目に見えない」ウィルスが、私たちの凝り固まったゆがんだ価値観を根本から揺るがし、破壊し、新たな価値観や幸せ、生きる意味について考える機会を与えてくれています。

「目に見えない」ということは、その分想像の余地が多分にあるということです。頭の中で思い描くものは、誰一人として同じものはありませんし、ましてや制限もありません。全くの自由です。これもウィルスと一緒ですね。

余談ですが、微生物やウィルスは、人間の思考や感情を100%読み取ることができるのだそうです。全てのものは「情報」でできていますから、当然といえば当然ですね。音もまた「情報」です。だから人の思考や感情、精神状態から人となりまで全て「ダダ洩れ」になる(笑)。隠そうとしても無駄なんです。だからこそ、ダイレクトに人の心に届き、揺さぶり感動させることができるのかも。

イメージには制限がないから、想像力やオリジナリティーの高い人ほど、そのイメージを現実化することができます。

そんなのウソだぁ~。

と思っているうちは、あなたの思いどおり100%現実化しません。自分の力を信じられなければ、絶対にあなたは実力を充分に発揮できないからです。

自分の思い描いている世界が現実のものにならない理由はただ2つ。

自分で自分を信用していないから。
自分に強い影響力を与える人が、自分を信じていないから。

子どもは基本、「根拠のない自信」に満ち溢れています。
なぜなら失敗するのが怖いとか悪いと思ってないし、そもそも失敗という概念すらない。さらに、「やってみたい」「知りたい」「できた!」という喜びの感情に素直だから。

じゃあ、なんで自分を信じられなくなったのか。
それは、親の「だめ」「なんでできないの?」「あなたには無理よ」「危ないからやめておきなさい」などという、心配からくる良かれと思った数々のストップをかける言葉です。大好きで信頼しきっている親からの言葉は、素直な分しっかりと潜在意識に蓄積され骨身にまで刷り込まれていきます。

子どもの能力はここまでだと、どうして勝手に決めてしまえるのか?

冷静になって考えてみれば、可笑しな話だと思いませんか?

私は、このことに気づいてから、自分の能力はここまでだと線引きするのをやめました。そして、「やってみたいな」「こんなことができたら素敵だな」と思ったことは、それを現実化できるからこそ思いつくのだと信じ、片っ端からチャレンジするように心がけています。

そうすると、面白いことに、現実化するために必要な人、モノ、情報の全てがタイムリーに手に入り、おおよそ実現しています。

今、私は私の暴走?を止める人が誰もいません。私の人生に対し「やめた方がいいよ」などと口出しする人が周りに一人も存在しないのです。(正直、母がまだ生きていたら、こうはなっていないと思います。それだけ、親、特に母親の存在と言葉の影響力は強いということを、我々大人は心に刻むべきだと私は感じています。)

微妙な心の動きに素直に寄り添い、感じるがままにイメージを膨らませ、それを言葉や身体、音や絵などありとあらゆるものを通じて表現することに、一切の制限がなければ、これほど心の底からワクワクして、満ち足りて幸せな時はないと思います。

”想像力は無限、だから可能性も無限である”

イメージする力を育てるには、生活の小さなひとつひとつに喜びや創造を見出すことです。お金をかけず、何かが不足している状態のほうが、想像力は育ちます。「赤毛のアン」が私は大好きなのですが、アンの生き方を参考にされると良いですよ。彼女こそ人生を謳歌する天才ですから♪

2020.5.27

ピアノで学ぶ生き方