耳による空間の知覚

明けましておめでとうございます。

わたしは去年の暮れ頃から
身体と心の脱力
=精神の成長
=音楽的深化

なんじゃないかな?と思うようになりました。

なので、年末年始はどっぷりと身体と心、精神と向き合う時間を過ごしています。

だいぶ前に購入し、
「積読」
状態だったシュタイナーの本も引っ張り出して読み始めました。

相変わらず読みにくい…
そして、たびたび睡魔に襲われます…

が、以前よりスイスイと読めて理解できる部分も増えてきました。

本の中で、なるほど!と思った記載があるのですが、
“耳は空間の知覚を担っている”
というもの。

ピアノを弾く際、音を発現し、振動しているピアノだけでなく、その振動は空気中を伝わって私たちやあらゆる物質(厳密に言うと、ありとあらゆる素粒子)と共鳴するので、自分自身と空気や周りにある全てのものが一緒に響いている感覚を味わうことが大切なのですが、

自分の周り360度で響いている
=(自分が)360度響かせている

認識もとても重要だと私は感じています。

これもまた、量子力学的観点から音を奏でる認識です。

「自ら音を意図する」
(360度音が広がっていくと意図する)

以前ツィーグラー奏法を少しだけ齧ったことがあるのですが、この奏法が今思えばまさしく、「量子学的ピアノ奏法」でした。

そして、シュタイナーのいう、
耳による空間の知覚
とは、視覚や体感覚では捉えられない、自分の背面側の知覚は、耳の感覚によって得られるというもの。

実際、耳に指を突っ込んで聴覚をシャットアウトした状態で背中側の状態を感じようとしても、何も感じられません。

でも、指を耳から離せば、例え目を瞑り、視覚情報を閉ざしたとしても、背後の様子はしっかりと感じることができます。

感覚的にピアノを弾く際に、背中側の知覚の認識は、耳でしているのは自覚していましたが、改めて実験してみると

まあ!ほんまやわ!

と目から鱗でした。

こうしてみると、耳が聞こえなくなったベートーヴェンが作曲を続けた偉大さが身に染みてよく理解できる気がします。

それこそ、
“魂で鳴り響く音楽を世に送り出した
んでしょうね。

体験レッスンのお申込みやお問い合わせはこちらから

公式Lineメッセージ、もしくはお問い合わせページからご連絡ください。

友だち追加

2021.1.10

奏法について, ピアノで学ぶ生き方, 大切なこと, 哲学