自分のエゴを手放す

生徒さんがある程度、ピアノが上手に弾けるようになってくると、私の中でムクムクともたげてくるある感情。

もうちょっと〇〇したら上手くなるのに…。

もともとストイックな性格なので、以前はそのストイックさを相手にも求めていました。
そして確かにその方が早く上達します。

でもね、それだと生徒さんがあんまり楽しそうではないんです。

「先生」という立場を利用して、相手を自分の軸に無理やり載せていたんだな…とある時気づきました。
みんなそれぞれに自分の軸があります。

何を今優先させたい、とかピアノをどういうポジションに置いて楽しみたい、とか
生徒さんはいちいちそれらを口に出してくれる訳ではないから、こちらで感じとって、気持ちを汲む必要があるなと。

私がこの子を上手くしたい、のか
この子が上手くなりたい、のか

これをごっちゃにしてしまうと、自分軸がずれてしまいます。
ある意味、いらんお世話になってしまう。

この思いは自分のエゴなのかどうか
この問いかけと気づき、結構な深いものがあるなぁと感じるこの頃です。

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2021.1.10

レッスン, 大切なこと, 教育, 日々のこと